介護とは

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介護とはする側もされる側も大変で、終わりの見えないものだけに悩んでいる日々を送っている方がとても多いということをよく耳にします。

介護に終わりが来るということは同時に介護される方の「死」を指すことであり、介護する方にとっては介護の終わりを望むことは大変な罪悪感を感じるものでもあります。
先の見えないものに立ち向かうんだということを覚悟し、介護を受け止め、長く付き合うことで柔らかくそのときそのときを一緒に過ごしていく。
その先にきっと幸せな介護のかたちがあるのだと思っています。

特に肉親を介護する場合は日々弱っていく肉親の心ない言葉や振る舞いに動揺し、深く傷つき、悲嘆に暮れることでしょう。

最後の教育

「親は自分の体でもって、最後の力を振り絞り我が子に「介護」という最後の教育をする」という話があります。
思い通りにならないこと、辛いこと、肉体的なしんどさはもちろん、精神的な辛さまで、親の介護を通して、一つ一つの難題を自分なりに受け止め、考えることで後の自分を形成していくと思え、と。
真面目で親思いな人ほど、真っ正面から介護に突撃してしまって、自分を壊してしまうことが多いのも事実です。

高齢化社会と長寿社会を同時に迎え、今新しい介護の形がいろいろな現場で根づいています。
介護を通して、今まで生きてきた時間を振り返り、今から向かっていく時間を人それぞれのペースで迎えることが出来れば、そして社会全体で介護を支える環境を創りだすことが出来ればゆとりの多い人生を歩むことが出来ると考えています。